• 4月 24, 2026

静かなる喘息?

季節の変わり目、入園や入学などで感染症を契機とした喘息発作が増えています。

喘息に慣れてきた患者さんや保護者さんの中には、なんとなく怪しい咳かな?喘鳴(ヒューとした音)聞こえるなと連れてきてくれます。

そして、今回はぜいぜいないから安心ですねという方もいます。

しかし、喘鳴がないからと言って喘息は否定できません。

“Silent asthma” (静かなる喘息)という概念があります。一見苦しそうなんだけど喘鳴が聞こえないため、この概念を知らなければ喘息とは思わないでしょう。

気道の狭窄が強く、ヒューの音すらしないんです。当院では年に1-2回くらい経験します。

大人の場合はやっぱり苦しい。その一択です。

小児の場合は低酸素なのでなんだか興奮している(いわゆる不穏)、寝ない、吐くなどです。

気管支拡張剤の吸入をして一時的に気管支狭窄が解除されて喘鳴が目立つパターンが多いので、

診察室内で吸入⇔診察を繰り返します。

喘息に慣れてきた患者さん、保護者さん要注意です。

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